看護師というと、優しくて穏やかで献身的というイメージがある人も多いと思います。実際に看護師の仕事というのは人の命に関わる仕事であり、自分の看護で患者が回復していけば、という思いを持って仕事をしているのだと思います。そのため、心優しい人は多いと思います。しかし、心優しい性格、というだけでは当然やっていけない仕事です。人の命に関わる仕事であるということは、自分が一歩間違えれば人が死ぬ可能性もあるということです。医師ほどその確率は少ないと思いますが、それでも過去には患者に投与する薬物を間違えてその患者が死んだ医療事故もありました。最近の医療機器はそういったミスがないように設計されたものがあり事故は少なくなってきていますが、それでも全くないということではありません。
そして当然ながら人の死に対面することもあります。その時に人の死をどう受け止めるのかというのは、看護師をやっていく上で非常に考えさせられる問題になります。人の死を受け止めるというのは、心にとても負荷をかけます。ただ優しいだけでは持たないでしょう。また、仕事も患者の体を持ち上げたり、ずっと動きまわるなど体力勝負な面があります。看護師の仕事はまさに精神的にも肉体的にもタフでないと続かない職業です。このように看護師に向いている人というと体力があってメンタルも強い人、努力出来る人というのが当てはまるかと思います。もし自信がない人でも仕事をしながら努力をしていけばいいので、まずは覚悟をすることだと思います。
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